カッテージチーズの特徴とは?
カッテージチーズは、元は自然に酸化した乳から作られたとされる歴史の古いチーズです。
オランダが原産の代表的なフレッシュチーズで、別名はコッテージチーズ・コテージチーズ、北海道では牛乳豆腐とも呼ばれています。
生乳から乳脂肪分を除去した低カロリーの脱脂乳を原料につくります。
ほんのりした甘さと酸味があり、さっぱりしたさわやかな味わいか特徴です。
クセがなくあっさりしていますが、ほど良い噛みごたえがありミルクの風味も楽しめます。
白く豆腐を崩したようなボロボロした食感ですが、裏ごしタイプは滑らかさがあります。
注目したいのはカロリーの低さです。
水分が約80%・乳脂肪分が20%で、100gあたりのカロリーは105kcalなのど、同じフレッシュチーズタイプのクリームチーズやモッツアレラチーズと比べると半分以下のカロリーです。
脂肪分を取り除いても、カルシウムやたんぱく質などの栄養素はそのまま残っているため、ダイエット中の方や健康志向の方におすすめのチーズです。
カッテージチーズの食べ方は?
カッテージチーズはサラダやパスタにそのままかけても美味しく食べられますが、料理に幅広く料理にも使えるので常備しておくと便利です。
開封後は2~3日で使い切ることがおすすめです。また冷蔵庫で保存する場合、冷蔵庫の臭いを吸ってしまうので、密封容器に入れて保存しましょう。
低脂肪なので健康食材として、サラダに入れたり離乳食にもよく使われています。
なめらかな裏ごしタイプはお菓子作りに最適で、低カロリーなヘルシーケーキが作れます。
種類 | フレッシュチーズ |
---|---|
産地 | オランダ(原産国) |
原料乳 | 牛乳 |
AOC年 | ― |
熟成期間 | ― |
自家製カッテージチーズの簡単レシピ
カッテージチーズはスーパーなどでも簡単に購入できますが、自宅でも簡単に作ることができます。
牛乳を温め、酢(またはレモン汁)を加えて分離させると、カッテージチーズができあがります。
カッテージチーズの作り方
材料:牛乳1000ml、酢(またははレモン汁)大さじ4杯
※約500gのカッテージチーズができます。
①鍋に牛乳を入れて混ぜながら約60℃(牛乳に手をかざしてみて熱いと思うくらい)に温めます。
②鍋を火からおろして酢(またはレモン汁/大さじ4)を入れて素早くかき混ぜ、しばらく置いておきます。
③だんだん豆腐のような白い固まりとイエローがかった水分に分れかていきます。
ザルにカーゼやキッチンペーパーなどを敷いて固まりをのせて、ボウルの上に置いて水分を除いていきます。
④水分が抜けたらカッテージチーズの完成です。
保存方法は市販のものと同様に密封できる容器に入れて、冷蔵保存で2~3日が賞味期限です。
ボウルに溜まった水分はホエイ(乳清)といわれるもので栄養が含まれているので、スープに加えたりして活用することができます。
自家製カッテージチーズのコツとヒント
・牛乳は温度が高すぎたり低すぎると固まりにずらくなります。
・酢を使うよりもレモン汁の方が滑らかできめ細かい仕上がりになります。
・コーヒーフィルターを利用して水抜きもできます。