ゴーダの特徴は?
ゴーダはオランダを代表するセミハードチーズで、プロセスチーズの原料としても使われているので、日本ではなじみ深く人気の高いチーズです。
セミハードのチーズは通常1年程度熟成させますが、ゴーダは2年以上寝かせたものが売られていたり、購入後に好みで長期熟成を楽しむこともできます。
熟成前は鮮やかな黄色い表面ですが、長期熟成するとスモークチーズのような真っ黒な見た目の「ブラックゴーダ」が出来上がり、チーズ通に好まれる味になっていきます。
2年以上熟成させるとジャリっとした食感が出てきて旨味が増して、味もまったく別のものになります。
比較的手ごろな価格で手に入るゴーダですが、3年熟成させたものは100g約2,000円くらいの値段に跳ね上がります。
ちなみにゴーダは、直径35㎝・高さ11㎝・重さ約12㎏とサイズが指定されています。
それよりも小さいものはベビーゴーダと呼ばれ手軽に食べられる大きさなので、お土産用としても人気です。
スーパーにはお手頃価格のゴーダがあり、にんにくやクミンと混ぜたゴーダなどのバリエーションも豊富です。
ゴーダの食べ方は?
ゴーダはクセかなく優しい味わいなので、そのまま食べても美味しいですし、料理にもよく使われます。
サンドイッチ、パスタ、オムレツ、ピザなど何にでも使える万能チーズです。
残った場合はラップして冷蔵庫で保存できますが、時間が経って硬くなってしまったら、刻んだりすりおろして粉チーズとして利用でかます。
幅広く料理にも使えるゴーダですが、長期熟成させたゴーダは格別の美味しさなのでぜひ特別な日に食べてみてください。
若めのゴーダにはスパークリングワインやコクのある赤ワインが合いますが、熟成したゴーダには、樽のきいた白ワインや熟成した赤ワインがベストマッチです。
またウィスキーにも合うので、ぜひ試してみてください。
種類 | セミハードルチーズ(非加熱圧搾) |
---|---|
産地 | オランダ/南ホラント州 |
原料乳 | 牛乳(無殺菌乳) |
DOP年 | 認可外 |
熟成期間 | 最低30日間 |