チーズの基礎知識

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いは?

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

大まかに分けると、製造方法の違いになります。

◆ナチュラルチーズ
動物の生乳をそのまま(ナチュラルに)使って作ったもの

◆プロセスチーズ
ナチュラルチーズを溶かし固めるなどの工程(プロセス)を経て作ったもの

ですが、このように分けて考えるのは日本とアメリカだけで、チーズの本場ヨーロッパではプロセスチーズという表示もなく、チーズ=ナチュラルチーズと認識されており、プロセスチーズはほとんど食べられていません。

 

ナチュラルチーズの特徴

 

山羊や羊・牛どんな動物の生乳を使うか、どの菌を使うか、それをどういった方法で製造するかなど、ナチュラルチーズは非常に幅が広く、1000種類以上あるといわれています。
フレッシュタイプ白カビタイプ青カビタイプウォッシュタイプセミハードタイプハードタイプシェーブルタイプパスタ・フィラータタイプなどたくさんの種類があります。
ミルクの味や熟成による味の変化など、チーズ本来の味を楽しむことができるのが特徴ですす。

 

プロセスチーズの特徴

プロセスチーズ

 

加熱殺菌して製造するので菌が働くこともなく、熟成も止まっているため味も変化せず、安定した味わいのまま長期保存が可能です。
クセもないので多くの人に親しまれるチーズです。

とろけるチーズやピザやグラタン用のチーズなど、調理用としても幅広く活用されています。
また、ナッツ入りやガーリックなど、香辛料や調味料を加えて加工されたプロセスチーズなど、アレンジした商品ラインナップも豊富です。