ロックフォールの特徴とは?
ロックフォールはフランス南部ロックフォール・シュール・スールゾン村にある洞窟で生まれた青カビチーズです。
フランスで生まれたチーズの中で最古のチーズと言われ、真っ白なチーズに鮮やかな青カビ模様が入った、フランスを代表する青カビチーズです。
羊飼いが偶然チーズを忘れ、そのチーズに青カビが附着し出来たとされる逸話があります。
洞窟は今でも存在し、ロックフォール・シュール・スールゾン村にある洞窟の中で熟成させたものしか「ロックフォール」と名乗ることができません。
洞窟の中で採取されたオリジナルの青カビを使ったロックフォールと、最近では人口培養された青カビを使い、洞窟で熟成させているロックフォールもあります。
イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンと共に世界三大青カビチーズと呼ばれており、ロックフォールはこの中で唯一羊の生乳を原料としています。
ロックフォールの食べ方は?
酸味がありピリっとした刺激のある独特な味わいで、塩分も多くワインとも合うので、食通が好む味のチーズです。
この酸味や独特の味が苦手な方は、ハツミツをかけたり、生クリームと合わせたりすると食べやすくなります。
そのまま食べるだけでなく、お料理に使ってみるのもおすすめです。
サラダに散らしてアクセントにしたり、ソースに入れて魚料理やお肉料理にかけたりして楽しんでみてください。
種類 | 青カビチーズ(ブルーチーズ) |
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産地 | フランス/ミディ・ピレネー圏 |
原料乳 | 羊乳(無殺菌乳) |
PDO年 | 1925年 |
熟成期間 | 最低3ヶ月 |