セル・シュール・シェールの特徴とは?
フランスのノワール地域で山羊ミルクを使って作られる、円錐台の形をしたポプラ木炭の粉をまぶしたチーズです。
ポプラの灰は細菌の増殖を防ぎ、適度に水分を保ってくれる役割があります。
なので食べ頃といわれる、触ってみて表面がカサカサに乾いていても、内側は乾燥せず、弾力があり滑らかできめ細やかな食感を保つことができます。
セル・シュール・シェルは中が白くきめ細やかな質感で、熟成が進むと表面に細かシワが入り灰色に変化していきます。
黒い新鮮なうちは酸味のあるすっきりとした味で、熟成するとまろやかにコクがでてナッツのような味わいになります。
食べた後は、山羊ミルク特有の香りと程よい塩味と酸味、かすかな甘みが口に広がっていきます。
セル・シュール・シェールの食べ方は?
表面にまぶされている灰は、ポプラの木炭と塩を合わせたものなので一緒に食べても問題ありません。
新鮮な状態だと辛口白ワインと、熟成させミルクのコクが出てきたら赤ワインと合わせて食べてみてください。
パンにはもちろん、クラッカーにのせたり、ナッツやレーズン、フルーツと合わせても美味しく食べられます。
種類 | シェーブルチーズ |
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産地 | フランス/サントル・ヴァル・ド・ロワール圏 |
原料乳 | 山羊乳(無殺菌乳) |
AOC年 | 1975年 |
熟成期間 | 最低10日間 |