ブラン・デュ・マキの特徴とは?
ブラン・デュ・マキはナポレオンの出生地フランスのコルシカ島で羊のミルクを使って作られるチーズです。
チーズの名にもついている「マキ」はコルシカ島に自生する灌木の総称で、鮮やかな花を咲かせます。
誕生して20年と歴史は浅く、コルシカ島では元々「トム」と呼ばれるセミハードチーズを作っていました。
その後、フランス本土向け商品を開発して生まれたのがブラン・デュ・マキです。
ハーブが沢山かけられ、チーズよりもハーブの香りが強いのが特徴です。
熟成前は甘みのあるもちっとした弾力ある食感で、熟成が進むとハーブの香りがチーズに移りどんどん旨味とコクが深くなっていきます。
旬は冬から初夏です。
ブラン・デュ・マキの食べ方は?
ブラン・デュ・マキは香りが強いチーズなのでお料理に合わせるよりも、そのまま味わうのがおすすめです。
夏に食べるとフレッシュで爽やかな味わいが楽しめて、暑い季節にピッタリです。
軽やかなワインと相性が良いので、プロヴァンスの白ワインとのマリアージュがおすすめです。
ドライフルーツやイチジクのジャムがあれば添えてみて下さい。
また、秋まで熟成させるとコクのある美味しさを楽しめるチーズです。
たまに外側にふわっとした天然カビがついている場合もありますが、心配いりません。
残ったチーズを冷蔵庫へ入れる際は、注意事項としては、他の食品へカビが移ってしまう可能性があるので密封容器に入れて保管しましょう。
熟成が進むと匂いも強くなってくるため、早めに食べきるのがおすすめです。
種類 | シェーブルチーズ |
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産地 | フランス/コルス |
原料乳 | 羊乳 |
AOC年 | 1990年 |
熟成期間 | - |