チーズの基礎知識

チーズの栄養素

チーズの栄養素

チーズの栄養素とは?

チーズは栄養豊富なミルクからつくられているため、体に必要な栄養素が濃縮されてたっぷり入っています。
主な栄養素は、ミネラル・たんぱく質・ビタミン・脂肪です。

足りないのは食物繊維とビタミンCくらいですが、パンやフルーツ・野菜と一緒に食べれば十分に補えます。
牛乳に含まれる乳糖でお腹の具合が悪くなりやすい方でも、チーズは製造過程で乳糖が減るので安心して食べられます。

チーズに含まれる栄養素の働きは?

【ミネラル】
鉄・ナトリウム・カルシウムなど生命維持に必須な栄養素です。

【たんぱく質】
チーズの主成分で、人間の血液や筋肉・細胞を作るとても重要な栄養素です。
体内で作ることのできない必須アミノ酸も多く含まれています。

【ビタミン】
皮膚や粘膜を守り免疫を高めるビタミンA、脂肪を燃やし体の成長や疲労回復に役立つビタミンB2、チーズにはこの2つが多く含まれています。
体内で作ることのできない貴重な栄養素です。

【脂肪】
たんぱく質と同様に、チーズの主成分です。
脂肪は体に悪いイメージを持たれやすい成分ですが、体調維持に必要な栄養素です。
チーズの脂肪は消化が早く、すぐにエネルギーに変わるので太りにくいと言われています。

【その他】
・コレステロール
脳や脊髄など臓器の働きに関わる健康維持に必要な栄養素です。
特に子どもにとって重要な栄養素です。

・塩分
製造過程で必要な成分です。
塩分が気になる場合は、塩分の少ないクリームチーズやカッテージチーズなどフレッシュタイプを選んだり、野菜と組み合わせて食べることをおすすめします。