ラングルの特徴とは?
ラングルとはフランス、シャンパーニュ地方のラングル高原で作られているチーズです。
このチーズの最大の特徴はその形状にあります。
ウォッシュタイプのチーズは表面を塩水で洗い、その都度ひっくり返しながら熟成をさせるのが一般的なのですが、このチーズはそのひっくり返すという工程を行いません。
そのため、チーズの中央が熟成とともに重力でくぼんでいき、フォンティーヌ(泉)と呼ばれる独特な形が作られています。
通はこのくぼみにシャンパーニュやマールというブドウの搾りかすから造られる蒸留酒を注ぎ、一緒に楽しんだりします。
ラングルの食べ方は?
食感はきめが細かく、滑らかな舌触りが楽しめます。
味わいは少し酸味が感じられ、熟成があまり進んでいない状態だとクセも強くないので、ウォッシュタイプのチーズに慣れていない方でも食べやすいと言われています。
水分量が多くねっとりとしているので、そのまま食べるだけでなく、白ワインを加えて加熱し、鶏肉などの白身肉のソースに使ってもおいしく食べられます。
ラングルはくぼんだ形状が特徴なので、ホールサイズで販売されていることが多く、一度に食べ切るのは大変かもしれません。
保管方法は、余った分はクッキングシートなどで覆い、さらに密閉できる容器に入れ、冷蔵庫のチルド室などで保管すると良いでしょう。
種類 | ウォッシュチーズ |
---|---|
産地 | フランス/シャンパーニュ・アルデンヌ圏 |
原料乳 | 牛乳 |
AOC年 | 1991年 |
熟成期間 | 最15日間(小型) |