タレッジョの特徴とは?
タレッジョは40日から60日程度かけて、表面を塩水で流しつつ、発生した余計な青カビを途中で取りながら熟成させて作られる、北イタリアの北部で誕生したウォッシュタイプのチーズです。
フランス産のウォッシュチーズと比べて、クセも少なく匂いもあまりしないので初心者の方でも食べやすいですが、はじめて食べる場合は若めのタレッジョを選ぶのがおすすめです。
タレッジョの食べ方は?
タレッジョは、ウォッシュタイプチーズの中では、もっちりとしたマイルドな味わいのです。
そのまま食べても良いですし、オムレツやリゾットなどに入れて調理しても美味しく食べることができます。
ワインなら赤でフルボディからミディアムまで広く合うチーズです。
意外にも辛口の日本酒とも合うので、ぜひ試してみてください。
タレッジョは製造方法によって、値段が全く違います。
流通しているほとんどが工場で製造されたものでリーズナブルですが、それとは別に高地にある牧場で放牧された牛の無殺菌ミルクを使って、昔ながらの製法で作られるタレッジョは貴重です。
夏の短い期間しか作られず生産数も少ないので高価ですが、その味わいは別格です。
とはいえ、工場産のタレッジョが美味しくないという訳では決してありませんので、予算やシーンに合わせて選んで食べてみてください。
種類 | ウォッシュチーズ |
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産地 | イタリア/ロンバルディア州 |
原料乳 | 牛乳 |
DOC年 | 1988年 |
熟成期間 | 最低40日間 |