トム・ド・サヴォワの特徴は?
トム・ド・サヴォワは山岳地帯でつくられるセミハードタイプの山のチーズです。
「トム」というと人の名前のようですが、サヴォワ地方では塊(かたまり)のチーズを指します。
そのため、サヴォワ地方では「トム・ド・〜○○〜」という名前のチーズがたくさんあります。
サヴォワ地方でつくられている大型チーズは「ボーフォール」と呼ばれ、小型チーズが「トム」と呼ばれています。
トム・ド・サヴォワの魅力は、ほっこりする優しい素朴な味わいです。
見た目はゴツゴツして外皮は硬く黒や茶色などのカビがついているのでお世辞にも美しい外見ではありません。
ですが、内側はキレイなクリーム色で、ハードタイプにしては柔らかく弾力があります。
トム・ド・サヴォワは脂肪分が少なく40%ほどなので、他のチーズと比べるとさっぱりとしていますが、ミルクの甘みとナッティな風味ともっちりした食感が相まった美味しさが楽しめます。
トム・ド・サヴォワの食べ方は?
そのまま、薄くスライスして食べるのはもちろん、サンドイッチの具にしても美味しいです。
クセがなく食べやすいので、子供のおやつや小腹が空いた時に食べるのもピッタリです。
栄養価が高く低脂肪なので、お菓子を食べるよりもヘルシーな間食になります。
また温めると旨味が増すので、グラタンやジャガイモにかけたりするのもおすすめです。
ワインは、同じ産地のサヴォワ地方の赤ワインがよく合いますが、辛口の白ワインも合います。
また産地が近いストローワインという甘口のデザートワインとも相性が良いので、機会があればぜひ試して欲しいみ組み合わせです。
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チーズとハチミツは定番のマリアージュとして、よく知られています。
それと同じように、塩気の...
種類 | セミハードルチーズ(非加熱圧搾) |
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産地 | フランス/ローヌ・アルプ圏 |
原料乳 | 牛乳(無殺菌乳) |
IGP年 | 1996年(AOCは認可外) |
熟成期間 | 3~4ヶ月以上 |