ウィスキーとチーズのマリアージュは?
チーズと言えばワインのイメージが強いですが、実はチーズと相性が良いんです。
ウイスキーと熟成したチーズの風味はお互いを引き立て合うので、おすすめのマリアージュです。
ここでは、代表的なウイスキーの2つタイプ、スコッチウイスキーとバーボンウイスキーに合うチーズを紹介します。
同じウイスキーでも、スコッチとバーボンでは原料が異なります。
スコッチの原料は大麦ですが、バーボンの原料は51%以上がトウモロコシで、残りを大麦やライ麦、小麦などでつくられています。
スコッチウイスキーに合うチーズは?
英国スコットランドでつくられるウイスキーをスコッチと呼びます。
最大の特徴はピート香と呼ばれるスモーキーな風味でしょう。
その香りに合わせたスモークチーズなどが定番ですがそれ以外にもイギリス国内で造られるシュロップシャー・ブルーやウエスト・カントリー・ファームハウス・チェダーは産地という共通点をもつ、通が好むマリアージュです。
ちなみに、日本でつくられるウイスキーはこのスコッチウイスキーをもとに勉強して作られているものが多く、日本のチーズにも相性が良いものがあります。
長野県の清水牧場で造られる熟成したハードタイプのバッカスというチーズは熟成由来の香りがしっかりと同調する、おすすめのチーズです。
バーボンに合うチーズは?
バーボンは、アメリカでつくられるトウモロコシを主体としたこのウイスキーです。
香りや味わいはしっかりしていますが、クセはさほど強くはなく飲みやすいタイプも多いです。
合わせるチーズは、ウイスキーに負けないしっかりとしたコクのあるハードタイプのチーズがおすすめです。
ゴーダやグリュイエールはそのナッティな風味がお互いを引き立てます。
ライトな味わいの上なら、パルミジャーノ・レッジャーノがよく合います。
ブルーチーズなら、スティルトンの青かびの苦みとあいまって大人のマリアージュが楽しめます。
食後のゆっくりとした時間のお供に、ウイスキーとチーズのマリアージュをぜひ楽しんでみてくださいね♪