グリュイエールの特徴は?
スイス生まれのハードチーズで、生産量も人気もスイスで一番と言われています。
歴史も古く12世紀頃で、直径が40cm、重量40キロほどの大きさで、1個あたり約500リットルの牛乳が必要です。
塩水で拭きながら6か月以上熟成させたのちに出荷になります。
以前はグリュイエールと名乗れるチーズはスイス産だけでしたが、2012からフランス産も認められるようになりました。
そのため、現在ではスイス産とフランス産の両方が存在しますが、見分け方は穴の有無です。
穴が開いていないとスイス産、穴の開いているとフランス産と一目瞭然です。
やさしい味わいでクセがなく、ほのかなミルクの甘みもあるのでチーズ初心者におすすめです。
熟成が進むにつれて風味が豊かになりコクと旨味が増していきます。
はじめは乳白色ですが、熟成が進むにしたがってだんだん黄色味が強くなっていきます。
グリュイエールの食べ方は?
そのまま食べても美味しいですが、熱を加えると旨味がより引き立ちます。
一番のおすすめは、なんと言ってもスイスの伝統的な家庭料理チーズフォンデュです。
同じくスイス産のエメンタールチーズとブレンドしたり、いろいろな具を試してみたりと、いろいろなバリエーションを楽しめます。
チーズフォンデュの詳しい作り方
グリュイエールは料理全般に幅広く活用できる、使い勝手が良いチーズでもあります。
チーズトースト、グラタン、リゾット、スープのトッピング、サラダ、サンドイッチなど万能チーズです。
お菓子なら、タルトやスフレにも使えます。
ワインなら、辛口の白ワインや重すぎない果実味のある赤ワインがおすすめです。
熟成してくるとフルボディの赤ワイン、ワイン以外にもウイスキーとも合います。
また、コーヒーや紅茶にも合うので、アルコールが苦手な方はぜひ試してみてください。
種類 | ハードチーズ(加熱圧搾) |
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産地 | スイス/西部 |
原料乳 | 牛乳(無殺菌乳) |
AOP年 | 2001年 |
熟成期間 | 5ヶ月以上 |