ハードチーズ

エメンタール

エメンタールチーズ

エメンタールチーズの特徴は?

直径数㎝の穴が複数空いた、エメン渓谷近郊で作られたセミハードタイプチーズです。
この穴は、熟成する際に発生する炭酸ガスによって開くもので「チーズアイ」と呼ばれています。エメンタールチーズ

この特徴から北米では穴の空いたチーズが全て「スイスチーズ」と呼ばれるほど、スイスを代表するチーズです。
アメリカのアニメでもお馴染みの「トムとジェリー」に登場するチーズも、実はエメンタールチーズ。
実際、スイスが輸出するチーズの過半数はエメンタールが占めています。

エメンタールチーズは18~20℃で2週間、20~23℃で4~6週間の2段階熟成をさせ製造します。
こうして製造することでナッツや木の実のような香りが生まれ、クセのないチーズが完成します。
一つ100㎏近くあり、チーズの王様と呼ばれるほど大型のチーズなので、フレークやブロックに加工された商品が多く製造されています。
現在は他国でも製造されるようになりましたが、スイス以外で製造されたものは産地の明記が必要になっています。

エメンタールチーズの食べ方は?

エメンタールチーズに一番合う調理方法は何と言ってもチーズフォンデュです。
火を通すと旨みが増すので、パンや野菜などんな具材も美味しくなること間違いなしです。

チーズフォンデュは同じハードチーズのグリュイエールもよく使われるので、ブレンドして味くらべしてみるのも楽しいですよ。

手軽に楽しみたい場合は、チーズフォンデュのキットも市販されていて簡単に手に入りますが、ぜひ一度エメンタールチーズでチーズフォンデュを作ってみてください♪
チーズフォンデュの詳しい作り方

 

 

エメンタールチーズは、木の実のようなコクのある香りと、やさしい口当たりが魅力です。
チーズフォンデュだけでなく、そのままおつまみとして食べるのもおすすめです。

 

種類ハードチーズ(加熱圧搾)
産地スイス/中部・北東部
原料乳牛乳(無殺菌乳)
AOP年2006年
熟成期間最低10日間