マンステールの特徴とは?
マンステールとは、フランスとドイツの国境沿いにあるヴォージュ山脈内の同名の谷が原産地で、牛乳を用いたウォッシュタイプのチーズです。
7世紀ごろにアイルランドからやってきた修道僧たちが修道院を立て、チーズ作りを始めたとされている、フランス国内でもかなり古い歴史をもつチーズです。
ジェロメという隣接した地域でも同様のチーズを生産しているため、「マンステール・ジェロメ」という名称が使われ、販売をされていることもあります。
表皮はアナトー色素というベニノキという木の種子から作られる色素が用いられるものもあり、オレンジ色をしています。
ウォッシュタイプらしい独特の香りを感じられますが、味わいはミルクの甘みを楽しめ、ウオッシタイプのチーズの中では比較的マイルドな印象です。
マンステールの食べ方は?
現地では熱々の茹でたてジャガイモにかけて食べらるのが一般的ですが、デザート感覚で食べるのもおすすめです。
はちみつやリンゴのコンポート等と一緒に食べると美味しさが引き立ちます。
アルザス地方のゲヴェルツトラミネールやリースリングというブドウから作られたやや甘みのあるワインとも相性が良いので、お酒が好きな方はぜひ試してみてください。
種類 | ウォッシュチーズ |
---|---|
産地 | フランス/アルザス圏 |
原料乳 | 牛乳 |
AOC年 | 1969年 |
熟成期間 | 最低14週間 |