ポンレヴェックの特徴とは?
ポン・レヴェックは、フランスのノルマンディー地方で一番歴史があるウォッシュチーズです。
12世頃から修道院でつくられ始め、元々はアンジェロ(Angelot)と呼ばれていましたが、17世紀に村名であるポン・レヴエックと名乗るようになりました。
四角い形のチーズで、熟成が進むにつれて表皮は淡い麦わら色から赤褐色に変わり、すのこのような模様ができてきます。
ウォッシュチーズにしては、クセがなくマイルドな味わいで初心者におすすめのチーズです。
ミルクのコクと木の実のような風味が感じられ、口当たりがよく食べやすいのが特徴です。
4種類の大きさがあり、小さいものから順にポン・レヴェック、ドゥミ・ポン・レヴェック、プティ・ポン・レヴェック、グラン・ポン・レヴェックと呼ばれています。
一番大きいサイズは一辺が20cm前後、重量は1.5kg前後あるので、かなりの大きさですね。
ポンレヴェックの食べ方は?
そのまま食べる場合は、ナッツやドライフルーツ入りのパンと食べたり、地元の名産品りんごともよく合います。
意外に魚と相性の良いので、チーズをのせてオーブン焼きにしても美味しいです。
ワインは、赤ならフルボディだと強すぎるのでフルーティーなタイプがおすすめです。
白ワインなら、しっかりめの辛口が良いでしょう。
日本酒も合うので、ぜひ試してみてください。
残った場合は、他の食材に匂いが移らないように密封容器に入れて、冷蔵庫で保存してください。
種類 | ウォッシュチーズ |
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産地 | フランス/バスノルマンディー圏 |
原料乳 | 牛乳 |
AOC年 | 1972年 |
熟成期間 | 最低14日間 |