白カビチーズの特徴
白カビチーズというとカマンベールが有名で、チーズの表面に白カビを繁殖させてから熟成してつくられます。
クリーミーで濃厚な味わいが特徴で食べやすいので、子供から大人まで楽しめるチーズです。
白カビチーズには乳脂肪分の違いなどによって以下の3タイプがあります。
#1:生タイプ/脂肪分40%~50%の白カビチーズ
代表的なチーズはカマンベールやブリーなどで、食べ頃の目安は3~4週間くらいです。
熟成してくると茶色がかった斑点ができてきますで、悪いカビではないので心配ありません。
このくらいになると、コクや深みが増してクセも出てくるので、玄人好みの味わいに変化していきます。
#2:生タイプ/脂肪分60%以上の白カビチーズ
ブリアサヴァランやバラカが有名です。
このタイプは乳脂肪分が70%以上あるかなりこってりとしたチーズです。
脂肪分が高い分、熟成には向いておらず、はじめから美味しく食べられるので開封後は早めに食べることをおすすめします。
#3:殺菌タイプのカマンベール
このタイプは乳脂肪分の割合ではなく、殺菌の有無の分類になります。
殺菌をしているので、生タイプ(フレッシュタイプ)に比べて長期保存できるのが特徴です。
ロングライフチーズと呼ばれ、賞味期限内ならいつ開封しても食べ頃の状態で楽しめます。
ただし殺菌で微生物が死滅してしまっているので、生タイプのように熟成はせずフレッシュな風味が保たれています。
スーパーなどで売っている大手国産メーカーのカマンベールチーズがこのタイプに該当します。
商品によりますが、冷蔵庫で約6ヶ月~1年の保存が可能です。