白ワインとチーズのマリアージュは?
ですが、実は白ワインと非常に相性が良いチーズもたくさんあるんです!
白ワインのタイプ別に、ベストマッチのチーズのご紹介します。
すっきりとした辛口の白ワイン
少し酸味が感じられ、フレッシュでみずみずしい味わいを楽しめる白ワインには、刺激が強すぎない味わいのチーズがよく合います。
例えば、フレッシュタイプのモッツアレラチーズに少しオリーブオイルと塩をかけたものや、シェーブルタイプのチーズなどです。
シェーブルタイプの中でも、フランス産のサント・モール・ド・トゥレーヌがおすすめです。
熟成があまり進んでいない若い状態のサント・モール・ド・トゥレーヌと、同じ産地ロワール地方のソーヴィニヨン・ブランで造られた辛口白ワインとの組み合わせは相性バツグンです。
もちろんシェーブルタイプ全般と合いますので、いろいろなシェーブルチーズを試してみてください。
しっかりめの辛口白ワイン
ミディアムボディやフルボディの重めの白ワインには、同じくコクがしっかり感じられるチーズがおすすめです。
白カビタイプのブリ・ド・モーやカマンベール・ド・ノルマンディはトロっとした食感と豊かな風味が、よく合います。
ほかにも、うまみをたっぷりと蓄えた、長期熟成のハードタイプ、アボンダンスやコンテ、パルミジャーノ・レッジャーノも相性が良いです。
チーズの濃厚な風味と香りが白ワインの味わいとあいまって、素晴らしいマリアージュです。
甘口の白ワイン
甘口の白ワインはそれぞれの味わいを引き立たせる、比較的塩味のしっかりしたチーズがとても相性が良いです。
特に青かびタイプのゴルゴンゾーラ、スティルトン、ロックフォールがおすすめです。
お互いの長所をしっかりと際立たせながらも、青かびチーズ特有のクセがマイルドに感じられます。
ワインとチーズそれぞれの特徴が口の中で一体となって、至福のマリアージュを楽しめます!
逆に、正反対のフレッシュタイプのチーズを合わせても楽しめます。
フロマージュ・ブランやマスカルポーネなど、ミルクの優しい甘みが白ワインの甘みと同調し、ハーモニーが感じられます。
白ワインとチーズの組み合わせは、赤ワインと合わせるより重くならずに楽しめるので、食前にも向いています。
チーズというと食後のイメージですが、好きな組み合わせを見つけ出したら、食事の前の軽いアペリティフの時間に、チーズとワインで楽しむのも良いものですよ♪